あなたが、アフリエイトやグーグルアドセンスをベースにした個人事業を始めると、当然のことですが、インターネットを使用しますよね。このインターネットは、経費として通信費で100%計上していると思います。しかし、一般的に、インターネット使用は、あなたの個人事業の使用だけでなく、プライベート的に使用したり、また、ほかの家族のかたが使用したりしていますよね。
このような場合には、あなたの個人事業にどれぐらいインタネットを使用しているか、1日の時間や1週間の日数などで、割合を求めて、家事按分(個人事業の費用ではないという意味です)する必要があります。
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家事按分の対象になりそうなもの
家事按分の対象になりそうな経費には、あなたの個人事業にどれぐらいの比率で関係していそうかで、判断します。
具体的には、
・ 通信費:前述したインターネットやプロバイダー料金
・ 光熱費:電気代
・ 消耗品費:アフリエイトやグーグルアドセンス用のブログでレビューするために購入した商品
ブログでレビューするために購入した商品でも、食べ物類など、基本的にものとして残らないものは、100%消耗品費とすることができます。ブログでレビューした商品をプライベートで使用する場合もありますよね。このような場合には、レビュー用とプライベートでの使用比率を計算して、プライベート分の費用を家庭按分にします。
ただ、気を付けなければならないことは、レビュー用の商品をしっかりとブログで紹介した記事をかいていることが必要です。
もしも、気になるようであれば、税務署で相談することをすすめます。
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それでは、MFクラウドを使用して、家庭按分の方法について記載していきます。
まず、経費の通信費にあたるインターネット利用料金やプロバイダー利用料金について処理を行っていきます。個人事業用の利用率が3割あると計算しています。
この場合の仕分けは、下記のようになります。
・ 経費:通信費
借方 貸方 摘要
通信費 2,800 普通預金 2,800 インタネット費用が引き落とされた。
事業主貸 1,200 普通預金 1,200 インタネット費用(プライベート)
以上の計上をMFクラウドで帳簿付ける方法
MFクラウド上で通信費(インターネット代)が4,000円ひきおとされたと計上されている例で説明します。下記のMFクラウドの帳簿付けをしめします。
・ 登録No21に通信費4,000円と記載されています。このインターネット利用料金代を事業按分していきます。
・ まず、決算・申告にある家事按分を選択します
下記の画面が表示されます
・ 一番右側にある家事按分の設定作成をクリックします。
次の画面が表示されます。
・ 勘定科目を選択します
・ 勘定科目として通信費を選択します
・ 補助科目としてインターネット費(補助科目として事前にインターネット費を登録しておきます)を選択します
・ 個人事業費率として70.0と指定します。
下記の画面となります。
・ 登録をクリックします。次の画面が表示されます。
上記の画面でインターネット代の30%1,200円が家事按分として登録されました。この段階では、まだ、インターネット費が家事按分されていないので注意が必要です。
ここで、インターネット費の欄の仕分登録をクリックすると家事按分の帳簿付けが完了します。
下記の画面が表示されます。
インターネット費の費用のうち30%が家事按分として、1,200円が登録されています。
MFクラウドでの家事按分は、このように簡単に行うことができます。また、追加でインターネット費が追加された場合にも同様な方法で家事按分の登録をクリックするだけで、家事按分の登録ができてしまいます。
他の費用についても、同様な方法で家事按分の登録比率をきめることで、家事按分を登録することができます。
まとめ
家事按分についての登録は、青色申告ソフトを利用することで簡単にできることが分かると思います。ぜひ、青色申告ソフトを利用することをすすめます。今回は、MFクラウドでの方法に説明しましたが、他の青色申告ソフトを利用しても同様だと思います。
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