2019年11月17日に記事を更新しました。
3日でリクシルのL型キッチンリフォームが格安で想定以上に美しく完成
キッチンリフォームというと相場的には、百万円を超えると言われています。
キッチンリフォームの業者選定と価格交渉
1) キッチンリフォームの相場
一般的に、既存のキッチンを取り外して、新しいシステムキッチンを設置する場合には、おおよそ100万円以上かかると言われています。
勿論、システムキッチンのグレードをあげれば、もっと高くなってしまいます。
そこで、ネットで検索していたら、全部コミコミ(既存のキッチンと取り外し、撤去費用、キッチン設置費用)で安く販売しているL型システムキッチンの商品をみつけました。
L型システムキッチンリフォームの場合は、I型に比べて高くなります。
それでは、I型にすればいいのではっと思いますが、ガスコンロの位置がずれたりするので、移設費用がかかります。
そのほかにも、ガス配管の移設とかもかかってくるので、どんどん値段が高くなってしまいます。
結論としては、L型はL型、I型はI型でリフォームするのが一番安くあげることができます。
2) 業者選定と価格交渉
ネットでみつけた業者に即、電話しました。
本当に、この価格でできるのか?
すべてコミコミとなっていたので、
・ 従来のキッチンの取り外し
・ 従来のキッチンの廃棄費用
・ 新しいキッチンの設置費用
が入っている値段かしつこく確認しました。
特に、一般的な相場とかけ離れていたので、何故、こんなに安くできるのかと質問してみました。
答えとしては、全国展開していて、商品を大量発注できるからメーカーとの価格交渉も優位にすすめられるとのこと。
この言葉とかなり、安い費用だったので、即座にキッチンリフォームの決断をしました。
① ここからが想定と違ってきた
実際に、ネットで掲載している業者が工事を請け負うのかと思っていたら、実際に、訪問に訪れた業者は、まったく、別の業者で、所謂、ネットの業者は、単に業者を紹介するところまでしか行っていないことが、判明。
訪問してきた業者は、ただ単に、ネット業者からの紹介できただけで、ネット業者の商品についても価格についてもまったく、情報が伝わっていなくて驚きました。
そこで、しかたなく、ネット業者との電話で話したことを説明し、この価格でできると言っていましたと説明すると、
訪問してきた業者は、この価格は、商品の仕入れ値価格しか含んでいないといいはり、しかたなく、パソコンを開いて、実際公開している価格をみせると、
このネット業者は、客集めのためか、よくこんな破格のキャンペーンをうって、業者泣かせなかせで困っているとのこと。
② あきらめずに価格交渉
こちらとしては、ネットに掲載されていることと電話での確認の強みがあったので、一歩も引かずに、ひたすら、ネットに掲載されているしという一手で押しまくりました。
訪問して業者もようやく、ネット業者と話をすることとリクシル(今回、ネットで掲載されていた商品は、リクシルのシンプルという商品)とも価格交渉をして検討しますとのこと。
③ 見積価格の連絡
予想外に早く、見積価格の連絡がはいりました。
その価格は、税込みでネットで掲載されていた価格より多少高めでしたが、結構、高くなるのではないかと思っていたので、半分あきらめかけていたところでした。
実際の見積価格:70万円弱
・ リクシルと価格交渉して割引率を高くしてもらったこと
・ 工事担当者の単価交渉をして工賃を安くしてもらったこと
・ 総合値引きで数万円
ここまでやってもらったので、この業者にキッチンリフォームのお願いをした。
リクシルのシンプル商品を選定
基本的には、シンクとガスコンロだけの商品で、他は、既存の物を使うことにしています。
(このへんは、妥協したところです。全部を新品というかファンだけでも新品に変えたいと思っていました。最終的には、見積価格でおさえることにして、あきらめました)
発注から工事開始までの期間
リフォームの依頼の時期が年度末と重なったために、発注依頼をかけてから、工事にはいるまでは、1か月かかりました。
工事開始までの日数に関して
・ 商品の納品日
・ 工事担当者の確保(大工、電気工事、ガス工事、組み立て工事)
今回は、年度末という繁忙期とかさなったために、発注から工事開始日まで1か月かかりました。年度末でなければ、もう少し早くなるようです。
リフォーム開始から終了まで:たったの3日間
① 工事開始:1日目
既存キッチンの撤去作業:8時30から10時ごろまでという短時間で終了
・ キッチンの撤去、ガスコンロの撤去など
・ 水道管の移設工事
② 工事:2日目
大きく分けて、二つの工事
・ 下地ハリなど大工工事:1時間で終了
・ ガス管移設工事:3時間以上
ガス屋さんが、できるだけ、キッチンの見栄えをよくするために、既存のガス管をどのように撤去すればいいかにかなり、時間をかけて検討。
本来なら、既存のガス管周りの床を開いて、工事するのが簡単そうに思えましたが、できるだけ、既存施設も大きく傷つけないで、できるだけ、小さな穴をあけるだけで、移設できるよう苦心していました。
そのため、素人目に簡単にみえたガス管の移設工事の時間は、3時間以上かかって、丁寧な作業ぶりに感激しました。
ガス管の移設は、コンロ部分と外回り部分があるので、最初は、室内と屋外を行ったり来たりしながら、最高の移設工事をしてくれたように思います。
③ 工事:3日目:6時間
いよいよキッチン設置工事の開始です。
パネルの張り込み工事
上図:キッチンのシンク側のパネル
左側の側面に既存の壁との境まで綺麗に張り込んであります。
下図:ガスコンロ側のパネル
既存のファン設備の古さとの対象がきわだっていますが、実際は、見た目ほどひどくなく、パネルの白さが新品さをアピールしています。
シンクの設置工事
シンクの幅は約900mm弱:大きさ的にも非常に使いやすいシンクです。
まな板置き場や洗剤、スポンジ置き場があるのは、重宝します。
ガスコンロ部分の設置:60cm幅
ホーロー素材でできています。ガラストップも考えましたが、シンプルに標準のホーロートップにしています。汚れがついても落としやすさは、簡単そうです。
コンロの汚れは、どちらかというと、コンロの回りにつく油でこれは、毎日手入れしないとガラストップでも同じです。放置しておくと黒い塊になり、こうなると落としにくくなります。
キッチンの引き出し部分
シンク下の引き出し:900mmあり、非常に大きいです。最近のキッチンは、底の部分も引き出しになっているとのことで、シンクの下は引き出しが2段あります。
シンク横の引き出し:450mm
こちらは、3段の引き出しになっています。
コンロ下の引き出し
コンロ下は、2段の引き出しになっています。幅は750mm。
コンロ左は扉になっています。ここが、L型キッチンの欠点でもあり、基本的に使いにくいスペースです。ただ、今回のリクシルのキッチンには、棚がついているので、それなりに使い道があると思います。
システムキッチン全体:幅は、2100mm
天板は、ステンレスでエンボス加工になっていて、非常に美しいです。
全体的な印象は、古いキッチンの残りもありますが、パネルの白さとキッチンの綺麗さで、キッチン全体が綺麗になっています。しかも、全体的に白でまとまっているためか、部屋があかるくなりました。
最後に工事を担当した方は、6時間にもわたる工事にも関わらず、食事もとらずもくもくと仕事していたのには、ビックリでした。
後で、そのことを確認したら、どの工事でも工事の目安がみえるまでは、食事をとらずに仕事をするとのこと。
今回は、値段交渉から工事関係の人に恵まれたといえるかもしれません。
たった3日でも、キッチンが使えないのは相当なストレス
2.5日間まるまるキッチンが使えませんでした。
1日目は、お昼はコンビニ弁当、夜は外食。
2日目は、朝は、普通にご飯と卵で食事、昼は、スーパーの弁当、夜は外食。
3日目も朝は、ご飯と卵、昼はマック。夜は、簡単にできる食事。
さて、食事は、なんとかしのげたのですが、食事後の食器洗いや水を捨てられないのは、想像以上に苦痛でした。
勿論、洗面所はあるのですが、基本的に、食事の残り物を流せないので、食器を綺麗にして洗剤で洗うことを繰り返していました。
洗面所もかなり大きいのですが、所詮、キッチン仕様ではないので、意外と場所をとって、食器も洗いにくいですね。
こんな感じで、3日目ごろには、相当、キッチンが使えないのは苦痛に感じてきました。これは、工事開始する前までは、たった、3日と思っていましたが、間違いでした。
キッチンが仮に1週間使用できないとしたらどうなっていたかわかりません。
やはり、経験してみないとわからないものだなって、考えさせれました。
キッチンの大事さを実感しました。
まとめ
・ 想定内(70万円弱)の価格でキッチンのリフォームができたこと。
反省点は、ネット業者のリクシルの商品として、何が含まれているか明示されていなかったために、ファンの設置を強く交渉できなかったこと。
この点では、ネット業者も上手く(システムキッチンの全体の写真を掲載していただけ)価格提示をしていたという感じ。
・ 工期が3日間で終えたことと工事業者の職人技を採り入れて、丁寧な工事で仕上がりが良かったこと。
これは、発注した業者が、地元であったことが大きな要因。
地元業者と工事担当者との人間関係が良かったことにあると思います。
最後に、想定以上に美しくキッチンが仕上がったので、今では、このキッチンの存在感が凄いです。
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